2016年、初めて本格的な有機農業を7月から11月までやりました。場所は就農したところと同じ長野県佐久市春日です。
大学卒業後にフィリピンへ行き、父の手伝いで現地の農業を体験したことはありますが、生まれてから東京に住んでいたので日本では家庭菜園やプランターでの栽培しかしていませんでした。
当時は環境や自然主義が強かったため、自然農法や有機農業、無農薬無化学肥料じゃないとダメだという表面的な主張が強かったと思います。農と農業の違いもここで初めて知りました。
簡単に言えば農業は生産性が求められます。どこまで求めるかは人それぞれですがスローライフ、農的暮らしとは近いようで遠いのが農業です。
朝5時半から7時半まで収穫作業があり、朝食後8時半から12時まで出荷作業や草管理などの畑しごと、昼食休み後15時から17時半まで収穫作業というのが夏のズッキーニ農家の1日の流れでした。
朝が早いので昼は眠くなりますし、収穫は広い畑を全てのズッキーニの横を手分けして歩き、獲れる実を探します。
収穫するためには種まきも畝立ても管理作業もしなければいけないので様々な作業を経て、時間をかけて収穫までに至ります。
東京にいた時とは全く違う時間の流れ、自然に近い生活は心身ともに健康的でした。
これが自分は農業が向いていると思った一つの理由です。








