
移住2年目、就農2年目、農業に関わりざっと8年目。
農業に興味を持ったきっかけは自然保護からでした。
農薬や除草剤によって殺される虫や草、守られた作物は無事に収穫され出荷され市場へ運ばれて小売店から消費者の元へ。
全ては食料の安定供給と経済のためで、そうやって豊かになって久しいがこの在り方はそろそろやめなければならない。
ほとんどの場合、環境問題と経済性は相性が良くなく、効率よく低コストで成果を得るには環境負荷に目をつぶることで容易にそれを達成できる。
環境負荷は年々蓄積し、農地は疲弊し、作物を育てるためのコストは右肩上がり。
今は、土が痩せていき雨風でトン単位で表土が失われていく持続不可能農業の末期。
食糧自給率やそれに関連して輸入に頼る肥料や農薬、燃料などの課題を積極的に作り続けてきた日本政府と食い物にして来たグローバリズムは持続不可能慣行農法の潮時を知りSDGsへと方向転換。
今まで散々褒め称えられてきた高コスト、高収入農業(数字には出ない多大な環境負荷と健康被害)はおそらくこの数年で冷遇されることになる。
要は新たな市場を開き、新しい技術や農薬を売るための意識改革。
そこに自然保護はありません。
そんな大きな流れの中で、人と自然が調和した生き方を目指して、その境界線を生業とする農家に私はなりました。






